これまでに発行した会誌『比較民俗研究』の紹介です
第20号 (2005年10月発行)
巻頭言
比較民俗学のために ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 川田順造
論文
妊婦の体を儀式の環境にすること
―儀礼研究から見る江戸時代の妊娠― ・・・・・・・ ウイリアム・リンゼイ
大涼山彜族社会の家支制度・東急制度・婚姻制度 ・・・・・・・・・・ 樊秀麗
韓国の土俗信仰と神々―巫神図を中心とした分析研究― ・・・・・・・ 金泰順
龍の伝承、とくに東海地方の龍巻と台風について ・・・・・・・・・・ 吉岡郁夫
第三の存在―民俗思想論②― ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 片茂永
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特集:琉球弧の民俗世界―奄美と八重山―
ノロの衣装と祭具―奄美の龍繍胴衣、他― ・・・・・・・・・・・ 下野敏見
家屋の空間構成をめぐる象徴性―奄美大島大和村O村落の場合― 藤川美代子
ミルクと中国芸能―八重山諸島の事例から― ・・・・・・・・・・ 古谷野洋子
研究・フィールドノート
初期韓国シャーマニズム研究における「秋葉隆」の業績 ・・・・・・・ 金花子
モンゴル族のオボー研究史 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナランビリゲ
広州周辺の「遊龍探親」慣行と地域社会―猟徳村の事例を通して― ・・ 彭偉文
龍の眼―資料と通信―
『中国民俗大系』の編纂及び中国民俗学の現状 ・・・・・・・・・・・ 陶立
書評
鳥越晧之『柳田民俗学のフィロソフィー』 ・・・・・ フレデリック・ルシーニュ
小林多寿子『物語られる「人生」―自分史を書くということ―』 ・・・ 渡邉徳子